医療と聞いて、救急車で患者が運ばれてきて慌ただしく救命活動をする光景を思い浮かべたり、重い病気にかかっている患者をチームを組んでどうやって治していこうかと試行錯誤している姿を想像する人は多いと思います。
メディアで取り上げられている最前線はこのような場面を映しだすことが多いからです。
しかし、本来はもっと幅広く身近なところで行われているものなのです。
例えば、体調が優れなくて内科に行って診察をしてもらい薬をもらう、歯が痛くなって歯科に通って処方してもらう。
このような行動も医療行為になります。
その内容は、病気を診断して治療するということだからです。
また、もっと広義に解釈をすれば、医師が行う行為自体を医療と捉える事ができます。
つまり、美容のために行われる手術や、人工・体外受精などの病気の回復を目的としない場合でも当てはめて考えることができるのです。
一言で医療と行っても包括的で多くの意味合いを持つ言葉なのです。